三回忌

今日、檀家さんではありませんが、ご縁をいただき一周忌のご供養から当寺にお出でになっていらっしゃるＫ様が奥様の三回忌をお勤めされました。数日前にお電話をいただき、お仕事のお休みと、当寺の予定が一番早く合致したのが今日でした。実はご命日は６月、忙しさのあまり、お忘れになられていた、ということで随分迷われたそうです。（４ヶ月以上も命日を過ぎているのに、法事を勤めるということを）
今日日、ご法事をしてお経をいただけない故人もよく耳にしますが、遅くなってでも年忌供養のお経をいただきたい、とおっしゃるその気持ちがとても大切で、仏様にとっては何より幸せなことだと思います。
奥様を亡くされ、まる２年と少し、寂しさに時々涙が出る、とおっしゃるお姿がなんとも言えず、自分に重ね合わせてしまいました。
去年の一周忌は恵光上人がお勤めさせていただいたのに・・・、なんて寂しく思い出していましたら、「よかった〜、ありがとうございました。これからも宜しくお願いしますね。」と言っていただき私が元気をいただきました。