2017年 10月 9日 (月)
過去帳の修理
当寺の創立以来約70年に亘り、檀家、信者・有縁者各位の方々の、戒名(法名)をこの過去帳書き込み、日々の供養をしています。
この過去帳は一日から、晦日(28日30日・31日)まで毎日めくられます。月に30回から31回、年365回、それが、70年余で25550回になります。最近その過去帳の『のぞ』の部分が強度がなくなり破れたり、外れたりしていました。このままにしておくにもいかず。
以前買い求めていた「和風の補修テープで、昨日から補修作業をしています。それが、先ほど完成し、導師席横の過去帳台のに納まりました。
仕上がりは、いまいちですが、これで今しばらく大丈夫と思います。
開基日生上人・二世超光上人そして私の代にそれぞれの「思い」で書き込まれた御尊霊の各位への供養が行き届くことと思います。
祖父日生上人は恩師〇〇上人・御内室〇〇・法兄(弟)〇〇・恩人〇〇とその他色々多くの方の御名前も。父・超光上人も同様に、更に学生時代の支援者・学費援助の方・当地に於いて、お寺並びに個人的お力添えいただいた方々と一人一人戒名とその横に添え書きをしています。それを、日々読み上げて供養法味を上げて言います。
表具師の方に頼めば簡単に出来上がりますが。それなりの金額がかかりますが父がそうでしたが、自分で修理したり,新調したりと、一つ一つ真心をこめて仕上げていました。そこに、思いがこもり、大事に使っていけます。そして、次の代へ引き継げます。
|