2017年 8月 25日 (金)
施餓鬼幡
施餓鬼幡に書かれている文字は、法華経二十八品の中の第六『授記品(じゅきほん)』に『如以甘露灑(にょ い かん ろ しゃ)・除熱得清涼(じょ ねっ とく しょう りょう)・ 如従飢國来(にょ じゅう げ こく らい)忽遇大王膳(こつ ぐ だいおう ぜん)』とあり『甘露を以(もって)灑(そそぐ)に、熱(ねつ)を除(のぞ)いて 清涼(しょうりょうを得(う)るが如(ごと)くならん、飢(う)えたる國(くに)より来たって忽(たちま)ちに、大王の膳(そなえ)に遇わん』とあります。
盆・彼岸・お葬儀・法事など、御宝前にお供えされている御料供膳(おりょうぐぜん)を以って、この経文を唱えながら、式作法をいたします。
供養法味をあげるのにとても大切なお経文のひとつになります。
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