2017年 7月 19日 (水)
天井から下がっている(その2)
実は、僧侶として恥ずかしい事ですが、久しぶりに『法華経二十八品』を複読しました。そのきっかけは、副住職になった家内・妙真のお経を読む姿勢です。それ以外にも理由があります・・・・。
法華経全巻を読誦すると云うものではなく、ゆっくり声に出して、時間をかけて、読む練習をさせて頂いたのです。その中で、心を打たれたところが多々ありました。「〇〇を持って供養すべし」などで目を引かれ、前文で書いた、反省すべきところです。なんとも恐れ多いことを思っていたのかと、本当に深く深く反省いたしました。
法華経に『一心に合掌して恭敬(くぎょう)供養・尊重・讃歎(さんだん)し、華・香・瓔珞・抹香・塗香・焼香・ 蓋(ぞうがい)・憧幡・衣服・・・云々』を以って供養すべしと各所にあります。
今回『和幡』を新調し、それが手元に届いた時の感動、それを天井より吊り下げ、その際、感極まり、ふるえ、感激のあまり涙が湧き出ました。
法華経を読み、『和幡』をお供えすることができて感激しています。
余裕もない小さなお寺なので、他の品は何時の日にか新調できればと思っています。
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