2016年 12月 15日 (木)
屋久島から
はるばる鹿児島県の屋久島から届きました。
当寺の永代祠堂(納骨)に加入のK様の娘さんが、お父さまの命日に合わせて、毎年 屋久島の名産品をお供えにと送られてきます。
数年前には、遠路ご家族一同で墓参りにおいでになりました。
妹さんも居られるのですが、その妹さんも結婚され(お父さんが他界されたときは高校生で)福岡から、子どもさんとご主人と共にお参りいただきました。
お二人とも、この佐伯の地より遠く離れたところで幸せに生活されています。共に、今ある自分達は、親有ってこそのことと感謝されています。
近年、永代に加入すればその後の供養はもういらないと考える方も多いようですが、年に一度自分の誕生日を祝うのに、親の祥月命日(亡くなった月日)に手を合わせないのはどうでしょうか?
生活の場所(遠方・海外など)や仕事の関係など事情も多々あるでしょうが、お寺さんを招き塔を立ててお経を上げることができなくても、せめて、その日には自宅で故人の好きだったものなどで偲ぶのもよい供養になるのではないでしょうか。
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