住職のブログ

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2015年 5月 12日 (火)

27年度 人形供養


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今年度の人形供養法要を一昨日10日に奉修いたしました。
例年多くの方から問い合わせを戴きます。また、早い時期から今年は何時頃の予定でしょうかと問い合わせをいただました。
当日は、時間の都合で朝早くから人形を持参された方、11時の供養法味の時間に合せて、人形等にお礼と感謝の手を合わされ、お別れのお経に立ち会いお焼香を戴いた方、お仕事の都合で夕方ギリギリにおいで頂いた方と多くの方が人形等を持参されました。
人形本体に一週間の法味を上げ、その後2週間の塔婆による供養をいたします。特に最初の一週間は本堂を施錠し、私と家内以外は誰一人入ることができません。
それは、人形をはじめ持ち込まれた品々の多くに、思いや念が、場合によっては霊的なものも宿ることもあります。節句人形や五月人形はそれを作った人形師、贈った祖父母や両親、戴いた本人、それぞれの思いや念、願い思いなど(魂)が、少なくても3組は宿るものと思います。それが一体二体ではなく、数が多くなればなるほど大きなものと成ります。それを浄化するのに、法華経による丁寧な供養法味をあげた後、お炊き上げ(焼却)や相応の処理をすることが望ましいのです。そのように私自身心がけ、三七(さんひち)21日間の願掛け祈願の逆バージョン、三七21日間の願ほどき人形供養を奉修いたします。 


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