お会式法要（２５年度）

今年度の『宗祖日蓮大聖人第７３２回御遠忌法要』を奉修いたしました。あわせて、当山永代祠堂加入尊霊及び、永代納骨供養塔の納骨尊霊の永代供養法要を合わせて奉修いたしました。
読経・行道散華・賛鉢・対揚・焼香・唱題と御報恩感謝の法味・供養法味を参拝者の皆様と共に捧げました。
また、宗祖日蓮大聖人ご入滅（１０月１３日）に当たり境内の桜の花が一斉に咲いたことにちなみ桜の花を飾り、お供えの三色のお餅と秘法伝授の護符の三品を皆様にお持ち帰りいただきました。
桜は花瓶に生けておくと来年春に開花すると云う縁起の良いものと、三色お餅は厄よけ災い除けにと、護符は法華経の妙薬として参詣の方々にとても喜んでいただいているものです。
ご法話では「永代供養のご尊霊の方の中には、まったく身寄りのない方もおられます、当寺を縁とし法華経を縁としてて檀信徒の皆々様がご法の上での縁者（身内）として供養法味を上げさせていただいているのです。供養をいただいたご尊霊はとても喜んでおられる事でしょう」と、お話をいたしました。また「私たちは２つの縁で生かされている、一つは、並々とつながった先祖代々の命、今一つは、この世に生を受けて今日まで生かさせていただいている縁、親の恩・生れ育った環境や世の中など、これら一つが欠けても今の自分自身が無い、それに感謝することが手を合わす事です」と、お話しいたしました。最後は、外の供養塔で読経・焼香をいたしました。