2013年 5月 26日 (日)
家屋解体安全祈願
家の解体安全祈願をいたしました。
お父様が亡くなられ、時々家に帰ってこられていた一人娘さん、子供の頃からの多くの思い出深い自宅、しかし、老朽には勝てず、リフォームするにはかなりかかるようで、台風シーズンを迎える前に解体をする事に成り、せめて思い出多き家に、感謝をこめてお経を上げて頂きたいと頼まれました。
自宅はお店をされていたらしく、店番をされ「看板娘」と云われたこともあるそうで、その頃のことを懐かしそうに話をされていました。
その家の座敷を中心に、トイレ(旧式の為特別の作法あり)、ふろ場、台所など各部屋ごとお祓いをさせて頂き長きにわたるご守護ご加護に感謝いたしました。
近々業者さんの手で解体されるそうですが、ご夫婦で家の最後を見守りたいと云っておられました。
解体をはじめたら、業者さんに屋根裏を見て頂き「棟札・のさ」が出てきたらお寺に持参ください、改めてそれに法味を上げてお焚き上げいたしますとお話をしました。
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