2010年 11月 16日 (火)
入山式
竹田の円福寺様で、先代住職上人の『退山式』、円福寺第二十世新住職上人の『入山式・法燈継承の式典』並びに『お会式法要』が奉修されました。
円福寺は、岡藩四代久恒の奥方長寿院佐阿様の要請により寛文四年(1664)に創建され、藩主の参詣の折に通る門『御成門』のある、藩主ゆかりのお寺です。
入山に当たり、『過去帳授与』「お寺創立以来の伝承されている過去帳を授与継承、護持する事」と『磬(けい)バイ授与』「お寺の住職として導師として法要を勤める」され、新たな気持ちの中、御宝前に『表白文』(新住職としての決意・寺門繁栄とご自身の更なる精進)を述べられ、引き続き『お会式法要』のご導師として法要を奉修されました。
私自身の入山式の事はあまりよく覚えていませんが、かなり緊張したことは覚えています。県内の当宗の寺院は、若手住職となり、各寺院ともそれぞれの特徴を大切にしながらお互いに助け合い、宗門の発展と寺門の繁栄に邁進していきたいと思っています。
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