2012年 3月 20日 (火)
彼岸法要
今日は彼岸のお中日、当寺のお彼岸施餓鬼法要を奉修いたしました。
法要に合わせて、今月11日一周忌を迎えた東日本大震災の被災者のご尊霊の追悼供養をいたしました。
読経、お焼香、被災者のご尊霊供養の卒塔婆に水向け供養をして、参詣の皆さんと共に手を合わせご冥福をお祈りいたしました。
法要後、ご先祖供養をするにあたり、ご先祖はもちろんの事「ご先祖を通して有縁無縁の多くの精霊へご供養させていただきます」と云う気持ちで手を合わせて頂きたい。
また、自分の親や先祖だけでなく、今日この場に於いて塔を起てて(供養する尊霊の為に起てる塔婆)供養するすべての尊霊へ手を合わせ、お焼香し水向け供養をしていただく事がとても大切です。そして、それはとても大きな功徳となり、自分自身の徳分のなります。しかし、その事を願ってすると反対に大きな罪を作ることになります。あくまでも「この機会をいただき、手を合わせて供養させて頂けることに感謝いたします」という心が大切です。そして、この供養は「今生きている自分の命に感謝こと」でもあります。とお話しいたしました。
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