2012年 2月 8日 (水)
厄除け大祭 その2
今年の大祭は、厄除け祈願のご本人(代理の方)だけでなく、家族の年中安泰の祈願の星祭りをされた家族づれの方も多く参詣いただき有り難く感謝しています。お参りされた皆様の昨年一年間の厄を落とし、今年一年間の禍福をいただいた事と思います。
法要後の法話で、
厄払いとは、一年間に溜まった少しづつの垢(災い)「厄」。それが重なりある時「大厄(大きな災い)」になり困ってしまう・・・。そんなことが無いよう毎年の厄除け大祭でのお祓い祈念を受けてみてはいかがでしょう。
また、家内安全とは家族一人一人の名を祈念しその上での家内安全です。家内安全だけのお札だけでは・・・。
当寺の厄除け大祭は厄にあたる方だけではなく、それ以外の方の祈願もとても大切な事と考えています。今年は厄でもなく何事もないから別に星祭りなどしなくてもいいと考える方も多くおられます。しかし、星回りでいい年であればよりいい年にする為に、そして、それは次に来る厄にあたる年に大きな落ち込みの無いように、大きな徳分をためる為にもとても大切な事と思います。
お金に例えれば「普段余裕のある時に銀行に貯金をし、いざお金がいる時にそれを使う、利息分は消えても元金は残る。または、借金をせずにまかなえる」という事と同じような事ではないでしょうか。などとお話ししました。
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