住職のブログ

<< 2024年12月 >>
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
<< 法話の記事 >>
2012年 1月 9日 (月)

今年の干支は『壬辰(みずのえたつ)』


今年の干支は『壬辰(みずのえたつ)』です。
十干の一つで『壬(みずのえ)』は物事や出来事、問題等が育っていくことを表しています。また『壬』の文字は天・人・地を表して天(空)地(自然)の中に人がいて、手を合わせて感謝すること、神仏に手を合わせることが大切な事を示しています。
十二支の一つ『辰(しん)』は崖を意味し、人々の活動は活発化していくけれどそれに反してそこには、崖が現れ高い山が立ちはだかる事を意味ししています。  ここで解ることは、わたしたちの前に立ちはだかる問題や困難・・・、そのときこそ神仏に手を合わせ祈ることが大切だという事です。そうすることで救いの手が差し伸べられることが暗示されています。                   (参考・展望と開運 村山幸徳著)
『辰』は大きなハマグリが足を出して動いている形を表しているそうで、農(ハマグリの貝殻を木につけ耕す農具を意味し)や、妊娠の娠(お腹の中で子が動く事を表す)・振(手で物を動かす、揺り動かすところから)・震(本来、雷のとどろきの事で、それによって「ふるえること」すべての人や物、大地が「ふるえる」ことを表す)など、動くことを表す文字が多いそうです。 『漢書』律暦志によると、振(しん「ふるう」「ととのう」)動いて伸びる、整うの意味で草木が盛んに成長し形が整った状態を表しているそうです。  苦難を乗り越え、乗り越えるそれが成長であり物事が整い成就することなのではないでしょうか。


<< >>






RSS

Ringworld
RingBlog v3.25