2011年 4月 20日 (水)
お釈迦様へ
今月8日は、お釈迦様のご降誕会・花まつりでした。当寺は今回事情があって法要をすることが出来ませんでした。
当日の夜、家族でお経を上げてお焼香をいたしました。
(例年、子供たちは新学期の始まりで、法要には参加したことがなく、学校から帰って花御堂(お釈迦様をおいてお花で飾った御堂)で手を合わせお釈迦さまに甘茶をかけ、甘茶をいただきます。)
お経の後、長男が「今日は何の日?」と聞きました。私が「今日はお釈迦様がお生まれになった誕生日」と云うと、何を思ったか、長男がお釈迦様の前に行って「お釈迦様お誕生日おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。」と声に出して深々と頭を下げていました。心より・・・はウケてしまいました。(笑)
子供から見ると、お釈迦様のご降誕会と自分たちの誕生日のお祝いと変わりないものなのですね。私達から見ると仰々しいもの、どちらかと云えば難しく考えてしまいがちですが、子供は、純粋にそのまま素直の受け止めてくれるものなのですね。子供たちの目線、考え方に、おどろきと感動、何かを教えられた気がいたしました。
私達大人は、いつの間にか物事を素直に受け止められなくなり、どちらかと云えば変に捻じ曲げてみたり・・・。子供の頃の清く澄んだ輝く目と心を取り戻したいものです。
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