2010年 7月 26日 (月)
墓所建てかえ閉眼供養
T様家の墓所の墓碑・台座・基礎が老朽して、お墓を建て替えることになり、閉眼(お魂抜き)供養をいたしました。墓所の納骨室内の御先祖の御遺骨、一柱一柱に法味を上げ、当寺の永代納骨供養塔内に、新墓所完成のその日まで、仮納骨いたしました。墓所改修工事や建てかえ工事に、御先祖の御遺骨を安置する場所に困ったこともありましたが、お寺の供養塔が完成して、そこにその工事期間中お預かりが出来るようになり、有難く思っています。
土用内は本来、大地を返す(土を掘り起こす)、建物などを壊す、木々を切ったりすることは避けた方がよいのですが、色々な事情で、それをしなければならないことがあります。その時は、十分なおことわり、お祓い、安全の祈願をして頂き、完了(完成)に当たっては再度、お礼の法味を上げていただきたいと思います。また、前もってその事が分かっている場合などは、仕事始めをしておくと良いと思います。今回のT様のお墓所の解体工事は、業者さんの都合で工事が遅れが分かり、前もって仕事始めをしていましたので、施主のT様も安心して完成を楽しみにしておられます。
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