2010年 7月 3日 (土)
子日(し のたま)わく
「子日わく」ご存じ論語の読み始めの言葉です。今、家内が子供ととも『親子で楽しむ 子供論語塾(著・安岡定子 明治書院)』を読んでいます。最初のページが「故(ふる)きを温(たず)ねて 新しきを知れば、以(も)って師(し)と為(る)べし」とあります。意味は(子供用解説)「昔の出来事や、昔の人の考えをよく知り、それを毎日の過ごし方に役立てましょう。昔と今、古いものと新しいもの、それぞれによい所があります。よい先生とはその両方がよくわかっている人をいいます。」と、これらの論語を覚えながら、自学ノートの勉強に役立たせています。子供向けに書かれているので無理なく簡単に覚えられ、その意味も子供なりに理解しているようです。親子で楽しみながら勉強でき、現代では、なかなか教えてもらえない、いえば道徳・倫理を学び、また親としても再認識できるとてもいい機会と思います。それこそ「温故而知新・・・」そのものではないでしょうか。私たちは、多くの先人達の作り上げたものの上に立ってそれを基礎にして、今日があるのです。先人の教えを学びながら、それを基礎に励んでいきたいものです。
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