2010年 2月 17日 (水)
娘の成長を見て
前回のブログで、娘の成長を垣間見た私、ふと、これと同じ経験をしたことを思い出しました。それは、私がお坊さんになる為にお坊さんの学校「法華宗興隆学林(こうりゅうがくりん)」に入学した時の事です。その時の学林の寮長さんが職員室で、イスに座っている先生とお話をするのにひざまずいてお話をする姿に、驚きと感動、そしてお坊さんとしての真の姿を見た気がした覚えがあります。私が20代で経験したこの姿を、娘は14歳にして、すでに身に付けてくれていたのです。人は色々な経験や試練の中から大切なものを会得するのです。今の時代どちらかと云うと過保護の中で、大人も子供も過ごしています。そんな中で日本人の大切な心、身だしなみをどこかに置いてしまっているのかもしれません。その元になる「躾と道徳」もう少し考えてみてはいかがでしょう。
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