住職のブログ

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2009年 6月 1日 (月)

当寺 開基、上田日生上人  その3


祖父、日生上人は、幼少の時からの修行生活はその後、神戸のお寺には、無くてはならない存在となられ、また他のお寺の手伝い等は、「惠亮さん(祖父の若い頃の僧名)に是非ともお願いしたい。」と申し分なき僧侶だったそうです。京都 大本山 本能寺様より、当時の朝鮮(今の大韓民国)に法華経を広める為に、と本能寺別院の住職として任命され、命を捨てる覚悟で赴任されたそうです。韓国での苦労は並大抵のものではなかったそうです。韓国語の法華経で、韓国人の僧侶、韓国人のお寺17ヶ寺、それと韓国貧民救済教育、その後、立正学院の設立などなど、法華経の尊さを韓国の人々に説き広めて行かれたそうです。終戦と同時に全てが水の泡と消えてしまったと思われましたが、昭和42年、韓国法華宗よりに招待され韓国テレビへの出演、ソウル市長からの感謝状授与、当時の縁故者との再会等々、法華経の布教が正しく有りがたいことが国をもって証明されたと聞きました。


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