2016年 7月 6日 (水)
葬儀その2
前回に続けてのお話です。菩提寺のお寺さんや縁あるお寺さんと常日頃お話をしておくことが大事です。と書きましたが、葬儀のことを前もって話しておくことは、少し前まではタブー視・罪悪視されていました。また心ないと陰口をたたかれた時代もありましたが、近年は、その時に慌てないようにとか、子供たちに迷惑をかけないようにと「エンディングノート」の準備をされている方もおられます。私のお寺でも葬儀のみでなく、お墓の件、永代納骨の件も含めて年間多くの相談を受け、意に沿うようにお話をさせて頂いており、皆さんに喜んでいただいています。
さて、私のお寺では、いざその時を迎えたら、まず時間に関係なくお寺に電話をしてください、合わせて葬儀やさんにも連絡をしていただき、亡くなられたその方の枕辺で上げるとても大切な「臨終正念枕経」(参ブログ・09・9・18・枕経)に伺います。そしてこの時には、一善飯・守り刀・お水・などの枕飾りの用意、死に装束や、経帷子の(葬儀屋が用意されると思います)準備も忘れずにしておきましょう。お寺さんによっては、これらを使ってされる作法や経帷子にお経を書かれることもあります。
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