2016年 4月 1日 (金)
頭から離れない詩 その1
息子の中学卒業式が終わり、高校入試も済(希望校合格)早や20日余りたちますが、ずーと頭の中に浮かんでいる詩が2つあります。別に卒業とは関係ないのですが、私が中学入学した後、木造校舎の3年生の教室(3教室)前の長が〜い廊下の先にあった黒板に書かれていた詩で、何回もその前に立ち読み返し、3年生はこんな素晴らしい詩を勉強するのだと不思議な感動を覚えたことを思い出しました。
全文は覚えていませんしうろ覚えですが、1つは確か、高村光太郎の『道程』で
「僕の前に道はない 僕の後に道はできる 道は僕の歩いてきた足あとだ・・・」
今一つは、夏目漱石の『草枕』で
「山路を登りながらこう考えた ちに働けば角が立つ 情に棹させば流される とかくこの世は住みにくい 住みにくさが高じてくると何処かに引っ越したくなる・・・」
改めて本を求めて読んでみたいと思っています。
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