住職のブログ

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2014年 2月 15日 (土)

いったい何歳!


厄除け大祭が無事終了したこの時期、病院や市役所などの公的書類にアレ?アレ?何歳だったけ!と、夫婦で必ず頭を悩ませることがよくあります。
大祭期間中に多くの方の生年月日や年齢・名前をお札やお守りなどに書いています。とくに祈願者の方々の年齢はすべて数え年の年齢です。
私たち家族のお札もみんな数え年で書いています。
数え年とは、今年(平成26年)の満年齢(誕生日が来た時の歳)プラス1です。6月10日が誕生日で今28歳の方は、今年の6月10日で満29歳になり、数え年で30歳となります。
御祈願等でよく「お上人歳が違います。まだ私28歳です。」と、云ってくる方がおられます。数え年の説明をすると皆さん理解・納得していただき、安心して祈願を受けて頂きます。
私たちは一般社会では満年齢で歳を言いますが、本来は数え年が正しいのです。とくに、祈願祈念ではこれがとても重要となります。また、数え年でなければ1年間の諸事祈願が届かないのです。
母親の胎内での10月10日の発育があって初めて生まれてきます。命はこの時点ですでに始まっている訳です。大晦日・正月の『年取り・歳取り』とは自分の歳に一つたす、即ち数え年のことです。数え年の基本が正月のこれなのです。12月に生まれた赤ちゃんは、正月には2歳になる訳です。
そんな訳で、私たち夫婦は、書類に歳を書く時、つい数え年をそして慌てて満年齢に書き直します。いったい自分は何歳だっけ・・・?と


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