2012年 3月 5日 (月)
お釈迦様の説法 その3
般若時の説法とは
59歳から72歳までの14年間(22年間の説あり)で説法された教えで般若経・・・・・三論宗(南都六宗の一派)
法華涅槃の説法とは
73歳から80歳までの8年間で説法された教えで法華経と涅槃経(一日一夜)・・・・・・ 天台宗 法華系日蓮門下各宗
※ 教義の上から仏教の教えを、本地(ほんち)と迹中(しゃくちゅう)と分け、迹中は外典・外道・小乗(阿含)・権大乗(方等 般若 華厳)・実大乗(法華)で五時説法の諸宗各派に分かれます。
大乗の法華経には、迹門法華経(天台宗)と本門法華経(法華系日蓮門下各宗)があります。
本地とは、本門法華経で私の宗派 法華宗本門流です。
お釈迦様が、私達衆生に本来説き表したかった教えで、それまでの教えはすべてこの本地本門法華経の胎内に収まります。よってこの法華経(本地本門法華経)こそが『諸経中の王』とも『法華最大一』とも云われるのです。
特に、法華経の教義は大変難しく、多種多様の議論がされています。今回は、ごく一般的(仏教通念上)な表現にとどめています。
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