住職のブログ

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2011年 5月 26日 (木)


喪(も)とは、故人の家族や親族血縁者の方々が、一定期間自宅にこもり哀悼の意を表すこととされています。
一般的には、配偶者・親・子は一年、祖父母・兄弟は半年と云う説もあるそうですが、社会一般通念では、49日忌をもって喪とすることが多いようです。会社等では、忌引き休暇がありそれ以後は普段の生活に戻りますので昔の喪中(忌中)とは違ってきているようです。年頭の挨拶、祝い事の出欠、神院・仏閣の参詣など他にも色々な制約みたいなものや、迷信みたいなものもあります。宗旨宗派によっては喪を表さない(それに近い表現をされる)ところもあるようです。住んでいる所の習慣やしきたりなどもあり一概に言えません。直接お上人様(住職)に聞かれることが一番かもしれません。
喪とは、近しい方の死を悼み、大切な方を亡くした家族や親族が死のショックと深い悲しみなどから心身ともに癒す期間です。また、故人を偲び最大の供養をする期間でもあります。


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