住職のブログ

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2011年 5月 1日 (日)

命日  コメ1


命日とは、故人がなくなられた日のことを云います。
たとえば、今日5月1日に他界(亡くなられた)されたとすると、この5月1日が命日となります。
そして、この5月1日は祥月命日(しょうつきめいにち)と云われ一年で一度だけです。また、月命日(つきめいにち)と云われるものがあります。これは毎月(1月から12月まで)1日が月命日となります。
月参りと云って、毎月の命日に故人並びにご先祖の方々へ供物をお供えしてお経を上げ、供養をする日です。
今日、我が身があるのは、故人をはじめ先祖の方々、縁ある方や恩人・自分の人生に大きな影響を与えてくれた方がいてくれたからこそなのです。
仏さんに供養すると云う事は、我が身を、自分の命を感謝する事なのです。ただお坊さんに、お経を上げてもらえばいいというものではありません。
生きている人間に誕生日があり毎年祝うように、命日とは、故人にとって仏の世界に生まれ変わる誕生日と云ってもいいのではないでしょうか。
心して供養をしていただきたいと思います。


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