住職のブログ

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2010年 9月 16日 (木)

お葬儀(湯棺・納棺)


昨日、T家のお葬儀をお勤めいたしました。T様は、以前当寺のお葬儀(お逮夜にも)に参列され、その内容に感動され、自分達のお葬式は是非妙法寺でしてほしいと話していたそうです。このご縁で今回のお葬儀となりました。
ご自宅での『枕経』(09,9,18ブログ・参考)を深夜0時頃お勤、翌日、午前中に『湯棺・納棺経』そして、お通夜・翌々日出棺・火葬・葬儀(佐伯では昔からの習慣で火葬の後お葬儀をします)お寺参り・初七日とお経を上げました。『湯棺・納棺』で上げるお経もとても大切なお経です。今は湯棺も簡略化され(病院で清拭をしていただいている為)『仏衣』を着けるだけです。その後、家族の手で棺に納める『納棺』となります。この時に私は、お経を上げると共に『仏衣』の『経帷子(きょうかたびら)』に丁寧に「お曼荼羅ご本尊とお経文」それと故人のお名前を書きます。それを棺の中に納めます。最後に親族・縁者のみんなでお焼香をして湯棺・納棺が終わります。今では、この湯棺納棺に立ち会うお寺さんが少なくなっているようですが、私は僧侶の勤めとして極力時間を取って伺っています。


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