2010年 4月 21日 (水)
頭北面西(づほくめんさい)
「頭北面西(づほくめんさい)」とは、お釈迦様(釈尊)が30歳の時、菩提樹の木の下にて悟りを開かれ、50年の間仏法を説かれ80歳で入滅されたとき、北にある聖なる山「ヒマラヤ」に頭を向けられ、面(顔)は西に向けられたそうで、今日、私達はこれに習って亡くなった方を寝かす時に「北枕」にして(場所の関係で西を頭にすることもあります)故人を寝かせて、供養(枕経・通夜経・・・)いたします。「頭寒足熱」という言葉があります。足元を暖めて頭を冷やして勉強すると「勉強ができる?」と云われます。確かに頭の方が暖かいと眠気が出てきますので頭は冷やして方が良いと思います。しかし、私の場合は、あまり関係なかったようでした。ところで、先ほどの「頭北面西」とこの「頭寒足熱」の「頭北と頭寒」私達が夜やすむ時、頭を北にして寝ると熟睡(安眠)できるそうです。何かの本に北を頭にして休む事が心身に非常に良いと書かれてありました。(本の名前は思い出せません)私の父も北枕を進めていました。事実我が家、家族全員北を頭にしています。皆良く寝ます。生きている時から「北枕」オススメします。
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