住職のブログ

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2009年 7月 28日 (火)

くしゃみ


私が子供の頃、くしゃみをすると「一にほめられ、二にくさされ、三に寒さの風邪を引く」と、よく父母に云われました。また、『くしゃみ3回 ルル3錠』という薬のコマーシャルがありました。いまだに、頭の中から離れない言葉とコマーシャルです。そして「くしゃみ」を3回するともしかして「風邪かな?」と思うのです。(たぶん私だけだと思います)
ところで、この「くしゃみ」にこんな佛話があります。昔、インドでは「くしゃみ」をすると命が縮むと云われていたそうで、ある日お釈迦さまがお弟子さん達の前で「くしゃみ」をされ、それに驚いたお弟子さん達が皆で、『クサンメ・クサンメ』と何度も唱えたそうです。「クサンメ」とは、古代インド語で「長寿」を意味し、これを何度も唱えることで、お釈迦さまの健康を願ったそうです。ちなみに、このクサンメは『休息万命(くそくまんめい)』『休息万病(くそくまんびょう)』と音写されています。これを早口言葉で何度も言ってみてください。多分「クサンメ」になると思います。


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