住職のブログ

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2018年 8月 17日 (金)

勉強


寺報とは、お寺内で諸事にわたる出来事を書いて檀家、信者の方々にその内容をお知らせをする新聞みたいにしてお知らせするものです。以前、妙真が『妙真のつぶやき』として一年あまり出しましたが、いつの間にか中断してしまいました。今回その続編『気の向くままに』が発信され皆さん宅に送られました。
その文章の一部を紹介します。
『お盆が近づいてまいりました。皆様いかが、お過ごしですか?寺内(お寺の家族)のそれぞれは、思い思いの勉強に日々勤しんでおります。』と。家内は、勉強が楽しい、もっとやりたい、時間が足りない、と努力しています。私は、今思うと若い内にもっと、しっかり勉強をしていたら良かったのにと悔やまれてなりません。そして、出来れば大学も行っておければよかった、と本当に残念です。その分取り返したい気持ちです。私は、お坊さんの専門の学校に4年間通いました。この時、勉強のできていない自分にとても恥ずかしい思いをいたしました。その一つに、同期の人のほとんどの方が大卒で、皆が『学生時代』と云っているのですが、わたしも頭に乗って『学生時代』という言葉を何回か使ったことがありました。そこを、すかさず、「お前大学行ったのか?」と。「行っても無いのに偉そうな言い方するな!」と凄い言い方で指摘されたことを今でも覚えています。学歴は確かに大切な時もありますが学歴より教養や思いやりの心、優しさは生きて行くうえでもっと大切なものではないか。教養は人を生かすものです。学歴のあるなしで差別するものではないと思います。教養はそのひとの人格、人柄を生かしてくれるものと思います。私も、もっと勉強して自分を高めたいと思います。


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