住職のブログ

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2018年 2月 20日 (火)

15歳志学・20歳弱冠・・・


確か、論語にあった言葉と思います。
15歳にして志学(しがく)。20歳にして弱冠(じゃっかん)。30歳にして、而立(じりつ)40才にして不惑(ふわく)、50歳にして知命(ちめい)、60歳にして耳順(じじゅん)、70歳にして従心(じゅうしん)と。これは、私が、修行中の小僧時代法話させて頂いたものです。先日、直し込んだ荷物の片付けをした中から出てきたメモ、書類等の中に挟み込まれたままで出て来ましたもので、何月何日何の法要での法話、と書かれていた中に一つです。
その、一つ一つをどのように話をしたかわかりませんが、いま、私なりにここに簡単に書いてみます。
志学とは、学問に目覚め努力を始める(幼少期・小・中学)。弱冠とは(高校・大学・社会人)習得した学問・知識等をもって、若僧であってもそれを大成するよう努力に励む。而立とは、妻子をもって、社会人としての責任感を持つ。不惑とは、迷いを捨てて目標に向かって進む。
知命とは、自分がこの世に生まれてきた使命・天命を悟り努力する。
耳順とは、外から耳に入ったことに迷わされたり、腹を立てない、自分自身をはっきり持つ。従心とは、いままで歩んだ人生の教訓や知識を持って人を導くことだと、おもいます。


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