住職のブログ

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2014年 4月 28日 (月)

擬宝珠


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擬宝珠(ぎぼし)とは、お寺(方形のお寺)の屋根の上に飾られてあるものや、お寺の須弥壇や回廊の欄干、橋の欄干などにつけられていて、丸い形で頭の先が尖がっているものです。
仏典によく宝珠として出て来ます。また、如意宝珠とも摩尼宝珠とも云われ、諸菩薩や諸天善神が手に持っている姿を目にいたします。
これは、思いのままに欲しいものを出す、病魔・病苦を除き、濁水澄ませ、不幸・災いを除くと云われ『百事如意、一切の種知』を表わすそうです。
特に如意宝珠・摩尼宝珠は「円・曲・線・角・点」の五つをその中に現し、宇宙を意味するとも云われているそうです。


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